ブクブク・ギオギオ

ブクブク・ギオギオ

↑私のお腹から聞こえてくる音。

手術の合併症で2回目の手術をして、私のお腹にストーマ(人工肛門)がついた。
赤い梅干みたいな小腸の先っぽがおへその横に出ている。そこから排泄する為に、袋がついている。
これは、ずっと続くわけじゃなくて、あと2ヵ月くらいしたら、3度目の手術で元に戻される。

もう2回目の手術から1ヶ月が経つというのに、このストーマを気持ち的にもてあましてる。
きちんとケアは自分でできるけど、そういうことじゃなくて、このストーマは、私にとってあまりにも存在感がありすぎて・・・

最初は見るのもいやだし、気持ち悪い、何でこんな事になったんだろう。って思ってた。たった3ヶ月としても、それは駆け足で通り過ぎてしまいたいながーい時間に思えた。それでも、術後の痛みとか体の不自由とかでそれほどずっと考えてはなかった。

家に帰って、ドレインチューブも抜けて、だんだんと元気になりつつある今、ストーマの存在が大きく思える。

時には、こういう貴重な経験ができて学ぶ事もある、って思う。
障害をもってみないと分からないことってあると思う。治る事が分かってる分、また違うのかもしれないけど。
人に変だと思われたらどうしようとか、一人で町に行くのは勇気がいるな、とか。普段当たり前の事が大きな冒険になる。そういう気持ちを分かることは、とてもいい経験だと思う。
それに、ストーマがある、ってだけで普通できないことだしね。

でも、一時にしても、何で私はストーマがあるんだろう?と疎ましい時もある。
気が付いたらすぐに袋がいっぱいになって、しょっちゅうトイレに行かなくちゃいけないし、うっとうしいと思う。映画に行くにも気を使わないといけないし、友達に会うにも気を使う。

それでも、沈みすぎないのは、このコミカルな音のせいかも。
落ち込んでいる時でも、ブクブク・ギオギオ。笑ってしまう。君のせいで落ち込んでるんですけど・・・
なれた頃にはお別れだけど。


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