“sophie scholl” 『白バラの祈り ゾフィー・ショル 最期の日々』

白バラの祈り -ゾフィー・ショル、最期の日々-

映画『Sophie Scholl(邦題『白バラの祈り ゾフィー・ショル 最期の日々』)』を見た。
ドイツでヒトラー批判をしてつかまりながらも、最期まで信念を貫き通したゾフィーという実在の人物の数日間のストーリーです。

こんな時代だったからこそ、ゾフィーという女性がいたのかもしれない。
だから、彼女と接触した人は、瞬時に自分達の信じているものの危険やあやうさに、こころがゆるいでしまう。
分からないけど、たくさんの人が、おそらく、「何か違う」と感じている中で、それを表現すると命が危ない。それなら、おとなしくしていよう。そう思って、暮らしていたんだろう。
言ってみれば、彼女は、それができない不器用な人間だったのかもしれない。

私は凡人なので、主義主張のために、そして、他人のために、命をかける人の気持ちがわからない。
自分の命は、自分の為のものではなく、自分に関わっている人にとってもかけがえのないものだと思うから。

そういう意味では、彼女に心から賛同できないけれど、自分が信じたことがあったら、それが周りの考えと違っていたとしても、貫き通す事の大切さというのを考えさせられた。
今は、言論の自由とかいっているけど、情報の氾濫で、何が正しいのか、分からない時があるし、自分が思っていることなのか、そうじゃないのかの区別もつきにくい世の中だと思うから、その中で、しっかり自分の頭で考えて、ただの流行にながされないように、揺るがない自分を作っていかないと。

前の席ですごい泣いているおじいさんがいて、移民の多い国だし、もしかして当時の人?と思った。彼女が生きていたら今の世界をどう見るだろう。


コメントは受け付けていません。